おとなの矯正治療

大人の矯正治療とは

大人の矯正治療は、すべての歯が永久歯に生え変わり、あごの骨の成長が終了した大人の方を対象とした矯正治療です。

対象年齢

個人差はありますが12歳頃~の方が対象です。矯正治療に特に年齢制限はありません。 ただし、虫歯による治療歯数が多い、永久歯を抜歯している、歯と歯を支える歯肉、歯槽骨の健康状態により矯正治療にも限界があり治療を行えないケースもございます。

矯正装置の種類

・マルチブラケット装置

当院の表側の矯正治療は、マルチブラケットを用います。マルチブラケットを歯の表面に接着させ、そこにワイヤーを通すことで歯の移動を行います。矯正治療において一番多く使用されている装置です。

・舌側矯正

舌側矯正は、歯の裏側にブラケットとワイヤーをつけて歯を動かす治療法です。装置がほとんど見えないため、矯正をしていることに気づかれにくいのが最大の特長です。
上下の歯の裏側に装置をつける「フルリンガル」と、口を開けたときに見えやすい上の歯だけ裏側に装置をつけて、下の歯は表側につける「ハーフリンガル」があります。
舌側矯正は、表側矯正と同じワイヤー矯正ですがメカニクスが異なるため、歯科医師には高度な技術と経験が必要とされます。

・マウスピース型矯正装置(インビザラインなど)

透明なマウスピースタイプの矯正装置です。ブラケットやワイヤーを使用しないため、付けているのがほとんどわかりません。マウスピースを1〜2週間ごとに新しいものに付け替えていくことで歯並びを改善していきます。

詳しくは、矯正装置の紹介ページをご覧ください。

 

〈当院で使用しているマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)について、薬機法に基づき以下の事項をお知らせいたします。〉
・インビザラインは医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
・インビザラインは米国アライン・テクノロジー社の製品で、そのグループ会社である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しています。
・マウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けている物は、国内にも複数存在します。
・インビザラインは1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
・インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

  〈 矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用 〉

・矯正歯科装置装着後に違和感、不快感、痛みなどが生じることがあります。一般的には数日間~1、2週間で慣れてきます。
・歯の動き方には個人差があります。そのため予想された治療期間が延長する可能性があります。
・矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
・矯正装置装着時は、歯磨きがしにくくなるためむし歯や歯周病のリスクが高まります。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
・歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
・稀に歯が骨と癒着していて歯が動かなくなったり、歯の神経が障害を受けることがあります。
・金属の装置を装着する治療の場合、金属アレルギーの症状が出ることがあります。
・治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの顎関節症状が生じることがあります。
・治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。 ・歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
・装置を誤飲する可能性があります。
・装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物の一部が破損する可能性があります。
・動的治療が終了し装置が外れた後に、現在の咬み合わせに合った状態の補綴物や修復物などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
・動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや咬み合せの後戻りが生じる可能性があります。
・あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
・治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
・矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。